2008年1月 9日 (水)

半ライン申請

はっと気づけば来週からは不動産登記半ライン申請スタートではないですか?

皆さん準備はいかがでしょう?アタシの現在の心境は、「鶏口となるも牛後となるなかれ」ではなく「虎穴に入らずんば虎子を得ず」でもなく「先んずれば人を制す」でもなく…

君子危うきに近寄らず!  ほぉ
命あっての物種!  へぇ

いやいやいや…嘘ですよ~~~

ちなみに、半ライン申請というのは何かを説明しよう!

不動産登記を申請する方法として、これまでは法務局に持ち込むか、インターネットを使ってデータで送信するか2パターンありました。法務省としては、インターネット利用を普及させたいのーーー!と切望しているのですが、全ての用紙(売買契約書とか委任状とかいろいろ)をデータにする必要があったり、申請するためにいろんな準備をしたりしないといけないので、現状は思いっきり「絵に描いた餅」だったわけです。

しかし、今度から、一部の書面だけデータ化してもらえば他は郵送でもいいからオンライン使ってね、とか、登録免許税を10%(でも最大5000円の上限規制あり)までオマケしちゃうよ、とかちょっとしたお得情報を付加して、インターネットからの申請を増やそうとしているのです。それが半ライン申請のおおざっぱな説明だす。

商業登記は既に半ラインなんですが、こちらはPDF化の必要ないからね…書面の補正のこととか気にせんでよかけんね(補正を念頭におくな!)

なんとか言いつつも、対応はせんといかんのか…私は法務省様のお人形…しくしく(←しかもこんなこと言ったら怒られそう)。

とりあえずは、コピー機やさんに来てもらって、これまで完全無視していたスキャン機能のことを教えてもらわねばなりません。

2007年9月18日 (火)

中間省略怖い

福岡県司法書士会から、中間省略登記に関するお達しが。

宅建業法もこのことを前提に改正されたし、司法書士会も動かざるを得なくなったという感じでしょうか?

前も書いたけど、自分は中間省略登記時代の司法書士でなかったので、正直、どのくらい利用があるものなのか、実務ではどんな感じになるのかいまいちイメージできません。

なかみ読んでみますと、相変わらずややこしいですが、とにかく「まずは実体が伴わなければ、やっちゃいかんのですよ」というふうに書いてあります。

しかしですよ、中間省略登記(こう書いちゃー「中間省略違う!」とか言われそう…でもほんとのとこは中間省略登記以外のナニモノでもない)を推し進める方向で動いてるわけだから、やっちゃいかんも何も…という感じですよね。

はっきり言って、司法書士の倫理・良心に頼りすぎじゃありませんかい?ファジーすぎ!

私思いますのに、前も書いたけど、結局登録免許税と不動産取得税の問題なわけだから、不動産業者さんだけ特例で、いずれ転売予定で不動産を取得する場合に、公的な証明(専用住宅証明みたいに)を受ければ非課税とする、とかってのは我ながらいいアイデアだと思うんですけど。

そしたら一般人が悪用する機会も少なくなるし、瑕疵担保とか第三者対抗とか債務不履行とか同時履行の抗弁とかそんなおそろてぃーこと想像して眠れなくならんでもいいのに!!!

月報司法書士に新しい懲戒ジャンルとかもできなくてすむわよぉ~~~ぎゃあああ…

2007年6月22日 (金)

けっこうなお点前で…バンバンバン!

今日はお取引。そしてなんと、売主さんの代理人さんが司法書士さんなのでした。

どひゃー。

大先輩です。試験官の前で実技テストやるみたいなもんです。

しかしどっちかっていうとむしろ手取り足取りで教えて欲しいこの機会に…くらいの気持ちでですね、ええ。

取引でよくある会話「先生ハンコ押すの専門やけん先生に押してもらいーよ」などということもなく、迷いなく印鑑をバンバンついてくれました。

※注:司法書士はハンコ押すのは専門でもなんでもありません。

とにかく、登記完了のご無事を、ふんどしで滝に打たれながら祈ってます。大マジです。

2007年5月30日 (水)

中間を、サクッと?

「立木ニ関スル法律」の条文を、初めて読み込んだ所長です。

中間省略登記について、その法的構成を他人物売買として当該登記を認めるような動きがあるらしいですね。併せて宅建業法も見直すことになるとか。

中間省略登記をやっていた時代に司法書士でなかったので、正直、「それはすごいことだ」などという実感もまったく沸きませんが、平成17年不動産登記法改正前にしごく当たり前にやってこられた司法書士さんたちは嬉しかったりすることでしょう。

ここで、「権利の移動を正確に登記簿に反映させる」ことを大原則とする法律的な見解からいえば、たとえ他人物売買とはいえ、実際は中間者が不動産の所有権を一時期取得することには違いないから、中間省略登記は権利の移動を正確に登記簿に反映しているとは言えませんね。

しかし、結局、この議論は平行線なのです。登記の趣旨を尊重するならば中間省略登記は「ナシ」で、三者がそれでもいいよというのであれば、契約自由の原則がある以上、中間省略登記は「アリ」です。言い争ってる土俵が別だから、どっちかが折れるか法改正でレールを敷いてもらったりしない限りは絶対噛み合わないと思われます。

アンタはどうなんだよ? …っておっしゃってますね?

アタクシはま~ひよ子侍ですからもちろん様子見。 ピヨピヨピー…

2007年5月24日 (木)

オンライン申請したYOOOOH

今日は午前に法務局であえての(←by NIKITA)類似商号チェック。会社法改正で類似商号に関する規制は無くなったんだけど、いちおうです。

ところで、ようやくオンライン申請してみましたよ!yeeeeeahhhhh!

オンラインヘルプデスクの方の素晴らしい電話ナビ(手取り足取り)でね!はっきり言ってヘルプ無しでは手も足も出らんかったばい。ありがとうありがとう!!

しかし現在なお電子納付に関する情報がなぜかエラーになって怖い思いをしてる途中…びくびく。

2007年4月10日 (火)

祝☆定款電子認証対応(印紙代4万円が不要になりました)

今週は落ち着いてきました。目の前がクリアになった気分。
さくさくとお仕事しますよ。よろしくお願いしますっ。

そして今日は、とうとう電子定款認証システムを導入しました♪

…といっても、設定は全部「鹿児島ネットワーク」さんにやってもらったの。「鹿児島ネットワーク」さん、ありがとう!ありがとう!!!

今日は18時半から勉強会なのでもうそろそろ事務所を出ねばなりませんが、この達成感をどうしても書きたかったのでアップしました。では。

2007年4月 2日 (月)

インターネット登記簿謄本が安くなりました。

当事務所は、どこの法務局からも遠い。司法書士には結構つらいとも言われてますね。

だから、法務局に行かずともインターネットで取れる登記簿謄本なんかは、とっても重宝しておるのです。っつーかこれがないと今宿では仕事しきれんカモ…わたし車免許持ってないし(←驚いたか!?)

今日から、そのインターネット登記情報提供サービスの料金が改定されたのです。

全部事項証明書でこれまで770円だったのが、480円よー!いい時代になったねえ。

ついでに、なんと今日から字図も取れるようになったのだ。一部地域ですけど、それでもありがたいです。

これであとは認証(法務局の証明ハンコ…法務局に取りに行って取得したものには押してあるの)まで付けてくれたら文句ないんだけどな。

ま、今日はそんなとこで。では~(オチなし)

2007年3月20日 (火)

名変は奥深い

こんにちは~~(だいたひかる風で)

もっとマトモなこと書きたいこのブログですが、なんか落ち着かない今日この頃。春だから脳に大変なことでも起こっているのかしら…。

単純な名義変更登記(略して名変)と思っていたらば数日いろいろあって、結局役場さんが、昔々に戸籍転記の際名前の字を違えてたことが判明。

あううううううう……というか、しょーじき原因がわかってホントにホントによかったYOOOOH。私の謄本の見方が間違ってるのか!?などとかなり切なく悩んでたんです、まじで。あーもーよかったーーーーー

今週は金・土がお客さんとの用事でどうしても動けんとです。うぬぬ。

あしたもがんばろう!

2007年2月26日 (月)

登記識別情報の有効証明

先週土日はお客様祭りだったので、区切りのないまま月曜に突入です。

今日は、所長になったり丁稚になったり、なんともばたばたした一日でした。

あ、今日は初☆識別情報有効確認請求をしましたよ!!

法務局の人に、「別に目隠しシールは貼らんでいいんですよ」とか教えてもらい。へーそおなんだ。

しかし、初めてやってようやくわかったんですけど、これって、どの時点でやったって不安であることに変わりないから、逆に何回やっても意味ない気がするけどどうなんですかね。

司法書士のベテランさん方でケンケンガクガクの論争になっている(らしい)のもわかる気がしないでもない。これまでの権利証くらいわかりやすい制度になるには、どんなことやってあげればよいんでしょう。誰か考えてください(人頼み)。

おなかすいた。明日もがんばります。

2007年2月14日 (水)

相続登記はお済みですかっ!?フェア

 お昼が遅くなったので、今食べとかんと!と思ってパンを食べたら、その直後にお客さんが来られたので丸呑みして苦しかったです。

 今日はバレンタインですね。最近は男子みずからチョコを買う、がブームらしい。フランス男子やイタリア男子なんかは自分のためにショコラをチョイスなさるといふ…日本だとエスクヮイア系?おい、そこのアンタ、業界には踊らされるなよ!!

 とかいいつつ、私もお得意様にはしっかりチョコ謹呈。踊って踊ってワッショイワッショイですよ。

 さて、司法書士会では「相続登記はお済みですか月間(←このネーミングが普通すぎて司法書士っぽい)」が始まってました。
 http://www.shiho-shoshi.or.jp/web/activities/inheritance.html

 相続登記って、延ばせば延ばすほど本当に大変になるんですよォ~~~(ドロドロドロ)

 「姪の●ちゃんも、成人して、結婚して、遠方に住んでて、もう何年も会ってないねぇ」…みたいな人たちに遺産分割協議書の印鑑ついてもらって、印鑑証明書送ってもらわんといかんくなる前に…もしくは既にそのような状況になっておられて、「住所もわからんのよ」ってなことになってる場合に…もしくは「遺産分割協議せんといかんけど、おばあちゃんがすこうし物忘れのあるごた~けね」とか。

既に大変な場合も、そこでほっとくと、もっと大変になりますので、これはもう思い切って司法書士に相談してみてください。次の代に苦労かけんように…。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー