同業者のみネタで恐縮ですが。
今日、司法書士会関係の会議で、少し早めに会議室に着いたので、ぶらぶらと書棚を見ておりましたら、『月報司法書士(司法書士のみに配布されている雑誌)』のバックナンバーがあったので、月報ファンの私は目の前にあった1992年あたりのを取って読み始めました。
私がたまたま読んだのは92年のとある号ですが、ななんとインタビューコーナーは糸井重里氏でした!
よくよく読んでみると、糸井さんのお父さんが司法書士だったとか!
いまじゃほぼ日上場まで行き着いた彼をインタビューしているというのはすごいし、お父さんはけっこう酔いちくれ司法書士で、夕方はもうお酒入ってました的エピソードも、今じゃーアレですが、時代的にはいい感じじゃないでしょうか。
もう25年以上も前のインタビューですが、内容は非常に示唆に富んでいるというか、時代の先見性を感じました。
当時の状況ですら糸井さんは、「短いフレーズで大衆が動かされるようになった」といったふうのことを言ってあって、いままさにツイッターやインスタなど、一瞬を切り取ったものに大衆が動くような時代の到来をすでに感じておられたのだなーと思います。
また、司法書士への提言として、政治の場に出るべきというお話をしていて、その時代も司法書士が議員になっている人は3~4人いるということをインタビューアーさんが話していたのですが、「でも、司法書士であることは言ってないでしょう?司法書士が政治の場にいるということをアピールすることが大事」といった趣旨のことをおっしゃっていて、そのあたり、今のこの混沌とした時代においても、そういう努力(政治家になるってことだけじゃないけど)は大事かなと感じました。控えめだからね、司法書士って。。。
ちなみにインタビューアーは司法書士さんでしょうか、糸井さんのラフな受け答えに、「またまたご謙遜を‥」とか司法書士っぽく堅い感じでインタビューしてあるのが司法書士らしくて(?)よかったです。
それでは今週もよろしくお願い申し上げます。
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