おあとがよろし。
本日午前に電話でお問合せがありました。
「ちょっと聞きたいっちゃけど」ということで匿名でらしたこともあり、詳細は書けませんが、電話でお伝えすることの限界がありましたので、これを読んでらっしゃるかもしれないという淡い期待を込めて、電話でお伝えできなかったことをお伝えいたしたく。
お問合せの内容は、土地の所有者の行方がわからないときに、司法書士が住所を調べることができるかということについてですが、
単に住所を調べることが目的で、司法書士が戸籍の附票や住民票を取得することは、できませぬ。
ただ、司法書士の業務(登記とか裁判書類作成とか財産管理業務とか)をお引き受けするという場合に、住所の書面等が必要な場合は、お仕事に付随する業務として、職務上、取得することができます。
じゃあ誰が、こういう調査をしてくれるのさ!?というところですが…
例えば弁護士さんでも、抱えておられる悩みごとの解決(相手との交渉ごと等)を依頼するなどの前提があれば取得することはできましょうが、単に住所を知りたいからという理由では、難しいのかなと思います。
また、司法書士でも、訴額140万円までの事案であれば、代理して交渉ごとを請け負うことができるので、そういうご依頼をいただければ、取得が可能になりますが、仕事とならない場合は難しいです。
…ってなことを電話で私が要領悪く話してたらなんだかお互いエキサイトしてきて
電話の方「ハッ!結局じゃああんたはできんのやね!?えっ!?」
私「まっそーですねっ!ふん!」みたいなやりとりで、売られたけんか買う!みたいになってしまい、後々大層反省しておりました…
…らば!
これを書いてる途中で、どなたかふらりと事務所に来られたのですが、な☆なんとそれが午前の電話の方でした!
すごいタイミングです w(゚o゚)ww(゚o゚)wキモチツナガッテル!!
お互い、「さっきはすんません」などと言い合いまして、改めてじっくりお話を聞かせていただくことができました。
というわけで、午後ずっとひきずっていましたもやもや気分もスッキリいたしましたところで本日は店じまいでございます。ガラガララ。
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