再読シリーズ
中学の頃から城山三郎のサラリーマン小説が好きでして、
これまでなんっべんも読んでますが久しぶりに官僚たちの夏を手に取りましたん。
(城山三郎は「男版林真理子」ってな感じ(?)で女子にもとっつきやすいですよ。)
ところで「官僚たちの夏」、これは読むと毎度腹が立ってくるのがミソ!(でも好き)
突っ込みどころはいろいろありますが、とにかく官僚が「おれたち官僚!」の香りをまきちらしていて、人事とかに一生懸命だったりして、女としては「もっとシンプルに働きなよ!」と人事トランプめくりをする風越の後頭部をはたきたくなります。
2015年ともなりますと、さすがに時代との隔世を感じたりするわけですが、しかし案外政治の世界って今でもこうだよなというのを、昨今の自民党のあれやこれやを見るにつけ思う次第。
女もいろいろですし、かつ自分はアレですけど、女のほうが案外ものごとシンプルに見て世界平和を目指せるんじゃないかなと。
安倍さんは別に額面どおりの世界平和を目指してるわけではないんでしょうけどね。むーん。
いかんアタシがおっさんみたいになったわ。今週もがんばりましょう!
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コメント
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はじめまして。よかと司法書士事務所の上野祐二と申します。特別研修で1回だけ指導を受けたことがあります(債権者代位権で抹消登記するの巻)。
「官僚たちの夏」の感想、私ももっともだと思います。人事よりはまずは働けですよね。
一人事務所で炎天下の中外回りして帰ってきた後はつとにそう思います。自分が中学生の頃にこの小説に引き込まれたのは人ではなく官僚機構の動きのダイナミズムに引き込まれたのだと思います。主人公は人ではなく組織ですね。
司法書士は自営業者であると同時に司法書士会や青年会といった組織人でもありますが、今後も先生のブログ等を見ながら感性を活性化させバランス感覚を養っていきたいです。
突然のコメント失礼致しました。
投稿: よかと司法書士事務所 | 2015年8月 3日 (月) 16時41分
こんにちは!
コメントありがとうございますヽ(´▽`)/
城山三郎が描くこの頃の時代は、まさに高度成長期の、日本がこれからイケイケになるという流れのなかで、働く人たちが「俺が日本を変えるぜ!」ってな気概をもっていられたような感じでしょうか。
少しあとになりますが、「24時間戦えますか」みたいなキャッチコピーもありの日本ですかね~。
そういう時代を背景に、まさに日本の中枢である官庁がまぶしく見える一冊です!(なんだか文章がめちゃくちゃになっていますが…)
HPのプロフィール拝見させていただいて、とても豊かな経歴でウラヤマすぃです。
特に私の気を引きましたのが、「中検準2級」。
暑いですがお互い身体に気を付けてがんばりましょう。
投稿: 司法書士 熊本和美 | 2015年8月 4日 (火) 22時39分