登記識別情報のかたちが…
司法書士ネタですみません。
わたし今日はじめて、新しい登記識別情報(権利証のことです)を見ました。
先に申し上げておきますが、私はこの仕事が好きですし、法務局も好きですし、まあその、この仕事はこれからもしていきたいと思うわけですけど、でも、
言っていいですか?(←やな感じ)
今般リニューアルした登記識別情報は、うわさには聞いていましたが、識別番号の部分を折り返してあり、見たければ切り取り線にそって端っこをちぎって中面を開く方式になっております。
ちなみに、これまではこんな↑感じだったのが…
なにこのサイズ!
全ての書類がA4で作成されているこの法務界で(ってどこでもそうだろうけど)、ありがたい一番大事な書類が、A4でもA3でもB4でもB5でもない、みたこともないサイズ(C4か!?)で作られているというものすごいガラパゴス感。
たぶん、この登記識別情報を作るプロジェクトチームは、実務に携わったことのない霞ヶ関のおえらい方々と、なんか新しい機械かなんかを売り込んだ商魂たくましい業者によって決められたのだと思うところよ。
ささいなことですが、われわれ司法書士は多かれ少なかれ、お客様にお渡しする権利証は、外野がなんといおうとも、やはり美しくきちんとした形でお届けしたいなーと思っていると思うのです。(「思う」連発恐縮)
そういったなかで、今回のこのC4サイズ(違うけど)がどうしても美の黄金比率を崩すような気がし、じゃっかん口惜しいのであります。
しかもこの改正、そもそも登記識別情報に変わった際に紛糾した問題点を何ら解決させてないしね!!
「これは絶対税金の無駄遣いだよね。ムキーーーー!」「たてにしてもよこにしてもバランス悪いですよね!」などと今日の夕方はスタッフと誰にも分かち合えない内容で文句言い合い。
唯一よかったことは、この一件により、若くない私たちのエネルギーが少し活性化したことかもしれません。コミュニケーションツール。では。
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