成年被後見人さんの遺言
今日は午前に、私が成年後見人をしている方の施設へおじゃまして、その方が遺言を書かれることについて施設の方とご本人と一緒に話し合いました。
ところで、遺言というのは、どういう内容の遺言をするかということが、はっきりわかっている人ができるものです。
そして、成年後見制度というのは、(ちょっと乱暴な言い方で恐縮ですが)判断能力の低下した方が利用する制度です。
ということは、成年後見制度を利用している方は、遺言を遺せないんではないかと思われるでしょうが。。。。
ノンノン
なのでございます。
判断能力がどういう状態か、というのは、人によって千差万別です。
ほとんどの時間帯において意思の発信がないという方もおられれば、だいたいわかってるけど、お金の管理とかはちょっと難しいわ、という方もおられます。
なので、その方の気持ちがはっきりしている瞬間があれば、ちゃんと遺言を作ることができるんでやんすよ。
ただし、公正証書遺言(←ちゃんとしたものを作るにはこれが一番)を作るときに、ちゃんと公証人さんの面前で、自分の財産をどうしたいか伝えるまさにその場面において、お医者さん2人に立ち会ってもらい、
ご本人の意思がしっかりしていたことについて、お医者様がたからサイン&ハンコをいただかなければなりません。
今回の話し合いで、立ち会ってくださるお医者さんを、施設の方を通じてお声掛けしてもらうことになりました。
私自身も、成年被後見人さんの遺言作成は初体験です。
その方の気持ちが無事カタチになるといいにゃーーーーと思っとります!…とかいうことをミニストップのスイーツをむさぼり食べながら書きよります。食欲の秋~
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