接客術上級編
司法書士業の方なら同調していただけるかたも多いのではないかと思いますが、同じような業務が続くってことはときどきあったりして、最近は家裁様や地裁様への申立て関連がちょびっと重なっています。
今回は、その審判や判決などを使って、いずれ登記などもすることになりますので、審判や判決が出たものの、それでは登記が通らなかった…などという自分史上最悪の最悪の最悪の(←得意のリフレイン)結果にならないよう、毎日頭のなかでシミュレートしています。
シミュレートするたびに「えっ!?そうか!?こうか!!」となりますので、ほんと夜もおちおち寝てられません(嘘)。
さて、まったくどうでもいい話ですが、今日は夕方、県東部へおでかけしまして、その後、久しぶりに秋色のメークアイテムでも購入しようと岩田屋に寄りましてん。
人生を四季に例えればなんかもうわたし「晩秋」って感じなので、別に顔まで秋にすることもないわけですが、まあそこは女子だし、今月お誕生月だから自分にプレゼント的な趣旨ということで。
私は不器用で、実はほとんど化粧らしいことができず、昔っからリップとチークとコンシーラーくらいなのですが、年とるとそれじゃあ客観的にみっともないという気がしていて、最近はなるべくカウンターのお姉さんのアドバイスを聞くようにしています。
いろいろためしに塗ったくってもらうわけですが、鏡の中の私には毎度違和感を感じたりしてます。
ふつう、カウンターのお姉さんは、私がぶちぶち言っても「えーそんなことないですよう!」とか言う感じで、かえってその言葉の信ぴょう性が疑われますが、
今日のアダルトマダムは、ちょっと雰囲気が違ってよかったです。
けっこうたくさんアドバイスを受け、それに則しておためし塗り塗りをしてもらったのですが、
私が、「なんかこんな派手な色やったら、くちだけ飛び出してみえませんかねえ?」などと言うと、
ちょっと離れたところで私を見て(10秒無言)
その後、ゆっくり首を横に振る、 ときたもんだ。
その後、「コンシーラーつけないと、なんか目の下のクマが黒すぎて陰影深すぎませんかねえ?」とかましても、
再び、ちょっと離れたところで私を見て(10秒無言)
その後、ゆっくり首を横に振る、と。
無言でお客を見つめ、無言でゆっくり首を横に振る…無言でお客を見つめ、無言でゆっくり首を横に振る…無言でお客を見つめ、無言でゆっくり首を横に振る…
これを何回か繰り返したのち、私はおすすめ品を購入することにいたしました。
大人の女の攻略法は、恥ずかしくなるようなほめ言葉より、「無言パフォーマンス」のようです。
まんまと攻略にひっかかったのかもしれませんが、それでも、久しぶりのショッピング、ちょっといい気分になれたので、ヨシとします
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