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2009年11月18日 (水)

アオムシ君のその後

今日は午前中に破産申立書や再生手続の計画案を作って、スタッフ嬢が作ってくれた抹消登記の書類とともに昼から裁判所や法務局などを回ってました。夜、来客で打ち合わせです。

さてさて、昨日のアオムシ君のつづきです。

アオムシ君のお腹周りに突如現れた小さなイモムシ君たち。最初は「また子ども生んだんかね~?細胞分裂?」などと思っていたのですが、ネットで調べてみると、同じ現象についてのサイト等が見つかりました。

実は、イモムシ君たちは、「アオムシコマユバチ」という蜂の幼虫たちだったのです。

説明しよう!

アオムシコマユバチというのは、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)に数十個の卵を産み付けて寄生する、モンシロチョウの天敵です。

寄生されたアオムシは、のほほんとキャベツを食べて大きくなりますが、実は、アオムシコマユバチの卵もその体のなかで孵化し、彼らはアオムシのお腹のなかで、アオムシの体内を食べながら成長してゆくのです。

んで、アオムシが「そろそろさなぎになろうかね~」という時が来ると、アオムシの体のなかにいた数十匹のアオムシコマユバチの幼虫は、アオムシの体を突き破って出てきまして、即座に繭を作り、なぜかアオムシはそこを離れることもせず、あたかもコマユバチの幼虫を守るがごとく、じっとその上に丸まっているのです。

昨日の写真はまさにコマユバチの幼虫がさなぎになった上に、うちのアオムシ君が乗っかってるの図です。

コマユバチの幼虫が出てくるところはかなりの衝撃映像のようですが、私はそのシーンは見ずにすみました。

アオムシ君は身体を突き破られてもまだ生きてるんですよ。

コマユバチの幼虫には申し訳ないけど、私はアオムシ君をはがしまして、また新しいキャベツベッドを敷きました。

でももう、キャベツを食べなくなりました。だからどんどん小さくなっていきます。

続く。

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コメント

はじめまして!司法書士試験に挑んでるものです。bgbsといいます。
今日はじめて拝見させてもらいました。とてもユニークな方ですね(o^-^o) 
またのぞかせてもらいます。 お仕事がんばってください。

こんにちは。

しかし、衝撃の事実でしたねー
びっくりしました。

寒くなりましたね。
風邪など引かれません様に、気をつけて下さいね。

へぇ~、意外な真相でしたね。
虫の世界にも色々あるんですね。
アオムシと蜂って、どこでくっついたのでしょうかねぇ?

bgbs様 コメントありがとうございます。

司法書士試験に挑んでらっしゃるのですか!

今あたりはまだ直前期というわけでなく、モチベーションを保つこともなかなかご苦労があると思います。私はそうでした。

でも、ここでがんばればきっと春にはサラサラとシャーペンもすすみましょう。

ぜひがんばってください。

Kさま

そーなんですよ…小学生の子とかいれば、そういうことも知ってるのかもしれませんが、驚きですわ。

しかしほんとに寒くなりましたね。調査士さんの仕事は外が多いから大変ですね!

風邪&インフル(新型含む)も周りで流行ってます。

お互い大事にならんよう気をつけましょー♪

motoさま

なんでもアオムシコマユバチは、アオムシがキャベツを食べるときに出される唾液の匂いに反応してアオムシを探し当て、アオムシの背中に針を刺して卵を産みつけるらしいっす。

そのとき一緒に、アオムシが卵を異物と思わずに、ちゃんと生きてゆくような物質も注入して、アオムシを洗脳させ、そこから先はただひたすら、ハチの卵が無事に孵化して外に出て行くようにするためだけに、アオムシは行き続けるのです!

自然ってすごいですわ~。

へぇ~、これも自然の摂理ですかねぇ。
アオムシコマユバチ、恐るべしですねでも、人間界にもこういう人いますよね。目をつけられないようにしないとね

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