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2009年5月 3日 (日)

つらつらと。

今日の日経新聞に、グラミン銀行を立ち上げてノーベル平和賞を取ったユヌスさんのインタビューが掲載されており、とても興味深く読みました。

要約してみますと、貧困や環境、少子高齢化などの問題について、これまでは行政にお任せしていたものを、企業やNPOが、ビジネス的な視点をもって、たんなるボランティアではなく、継続してそのことに取り組んでいく、という「ソーシャルビジネス」という形態を語っておられました。

ユヌスさんが語る内容を理解したとは思えませんが、「ソーシャルビジネス」は利益追求目的ではないので、それだけでは成り立たないけど、利益追求型ビジネスで得たお金や、「ソーシャルビジネス」を手がけている企業に対する援助資金などを使って、効率的に「ソーシャルビジネス」を持続経営していくことができるようにしてゆく、という感じですかね。

誰かのためになった~!という満足感が「利益」となる…お釈迦様的発想の賜物なので、日経記者の「理想論とも言える(が、実際は実現を目指す機運は世界にある)」という一文がありますが、正直、そうだよね~と私も思う。

ま、利益を追求する部分すなわち土台がしっかりしてないと、そんな余裕もないわけで、つまり現在自分の事務所経営だけでひーひー言ってるで私が大きく語ることは何もないっつーことですが、私のことはさておいて、法律サービス業としては、もしかしたら、このような発想は持ち込めるよな…と思ったり。

ちょっとずれるけど、今、司法書士や弁護士が法人化して、とくに債務整理業を中心に大きくやっておられるところがありますが、たくさんの業務ができるだけに、費用も安くしてあるところがありますね。

「ソーシャルビジネス」とは違うけど、これまでの法律事務所などよりは、行く方としては、比較的行きやすいんではないかと。

士業の事務所って、ちょっと敷居が高いイメージあるし、外からだとどんな人がやってるかなかなかわからないしね。

まあたまにダークな話も聞かれますが、それは個人事務所も同じだろう。

「法人」ってゆうだけで、「そんなにでかくしちゃって…」みたいなご意見を聞くこともあるけど、ユーザーにとってはメリットも多いんではないかしら。

あ、私が法人化するとかじゃないんですよ。相手あってのこの稼業。いろいろあっていいじゃーないかという話よ。

何が言いたいかわからなくなってきましたが、とにかく世界の事情はどんどん変わっていくから気をつけとかないといけないねぇってことざんす。

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