本を読むひと

ＧＷ前だからでしょうか、じゃっかんバタつき気味の今宿周船寺法務事務所です。

またしてもＮＨＫプロフェッショナルの話で恐縮だが、今日の交渉人の人、見た目は涼やかなふっつーの人なのに、やっておられることが普通でなくてすごかったやね(内容はごめんなさい面倒なのではしょります）。

茂木さんの「やってて不条理に思うことはないですか」の問いに対して、「一番不条理に思っているのは現地の人だから」ってゆう発言が良かったです。

大変なのは当の本人たちなんだからというのは、おこがましいが私たちの仕事にも通じるものがあるような気が…忘れそうになることもあるけど。ていうか忘れたふりしたりとか…しないしない。

最後の「大変なことを大変だと思うと、実際もっと大変になるから、そう思わないで改善策を考えるのがプロフェッショナル」という言葉も、実体験に裏打ちされていて感動しました。

なかなかこんな神様にはなれないと思うけど、同じ人間なのにこういう人がいるということを知ってわが身を反省するという機会だということで…。

どうでもいいが夜地下鉄で椅子に座ってたら両隣と前に立ってるサラリーマンがみんな読書していたよ。

右は野球関係の人の新書。そっと盗み読めば「気分転換に映画に行ったり仲間と騒いだりする人もいるけど、それでは根本的な解決にならない云々かんぬん」…うーん深い。

左はビジネス関係かなー「次のトレンドはホームページを定点観測定性観測して読め！」みたいな。ちょっとアタシには難しいにゃ。

前の人は重松清です。ヒューマンかつ青春かつノスタルジックな感じでしょうかしら。

地下鉄内でも携帯見てる人が多いなか、読書するサラリーマンさんはちょっと素敵。みんな勉強家だーねー。

そんな私はきょう、四刷が出るまで気づかなかった乃南アサの「風の墓碑銘」をゲット。ひさしぶりの音道刑事シリーズ、楽しみだわ～。