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2008年10月12日 (日)

勉強の秋。

日曜はいいお天気でしたね~in福岡。家族が仕事だったので、所長は日頃見なかったことにしていた家につき、お掃除そして洗濯かましてました。

さて金曜は完了した登記を不動産やさんや金融機関さんへお届け。スタッフちゃんにも裁判所や弁護士さんのとこ、熊本同期司法書士に依頼された相続戸籍謄本集めのおつかいをお願い。夕方から、最近ふたたびやばい感じのする腰をどげんかしてもらうために、野方のほうのオステオパシー院へ。

土曜は朝から研修。不動産登記の真実性担保に関することと、こっちがアタシ的にメインだったのですが、譲渡所得税について、税理士さんの講義です。

譲渡所得税について、司法書士がアドバイスするっちゅうことはないわけですが、最終的に不動産の名義を書き換える(登記)前提として、どういう法律行為を行うか、ということについてのアドバイスは当然あるわけです。

しかしその法律行為を軽くやっちゃうと、思ってもみなかった出費(税金)がかかってしまい、やらなかったほうが良かったんでは?などということが起こらないとも限らないわけで。

だから、大まかでも、原則的な知識は入れといたほうがいいので、この手の研修があるととりあえず参加しているのでごわす。

しかし、今日のはとてもいい研修でした。

そして、税金の問題は、とても難しく、税理士さんでも、一見のお客さんに対して、その方にもっともいいアドバイスを差し上げることは困難です、とおっしゃってました。

もちろん、毎年法律改正が行われているので、現行で「これがもっとも良い」という選択をしていても、将来的に変わってしまうこともある‥。

講師の税理士さんは名古屋の方で、この道32年というベテランさんでしたが、わかりやすい説明をされて、面白かったです。

税というものは、国家の存在を支える重要な財源の基盤であり、税法は、税収を確保するための法律である、ということを理解しなければならない、というお話が興味深かったです。

こういう観点から見ると、一般人にとって理不尽なことも、いくつか解決するということです。

よく言われている相続時精算課税制度の落とし穴や、アタシも思ってた誤解など、「へー!」と思うこともたくさんでした。

私が具体的なアドバイスをすることはない(つーか業務的にしてはならない)けど、知らんより知ってたが絶対いい!という内容でした。 

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