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2007年11月 6日 (火)

後見人になりたいですか?

小沢一郎さん、さらにびっくらですね。

もうこうなってくると出来レースといふか、なんだか国民には遠い話のような気がいたします。

さて今日は成年後見の香りが濃かった日。宿題もいただきました。

夕方からは成年後見リーガルサポートの会議。いろいろな議題が出てきますが、とある地方では、後見人候補者になってほしいという家裁からの要請に対しても、物理的に受けることができない司法書士が多いらしい、という話がありました。

逆に都市部では、登録浅い人にはなかなかそのような声がけが回ってこないという不満の声も一部にあり、ならば地方のケースでも、都市部の司法書士がやってもいいのではないかという流れの話になりました。

私も偉そうに、そうすべきだー登録浅い人はみんな経験を積みたいと思ってますよ、私だって…などと発言いたしました。

確かに、後見人の仕事は実際にやってみないとどういう手順になるのか、何をどのようにナニするのか、正直全くわからないことであります。

だから、一度はやってみたいと当然思います。

でも、常日頃ばたばた、もんもんとしている現状で、くまもとさん、ほんとにアンタはやりたいのか?という心の声が聞こえてきたのです。

そしてわれながらなんとも後味の悪い気持ちを今もひきずってます。

ただ、私は、司法書士になって新人研修を受けたとき、この成年後見業務にとても強く引かれて、「ああほんとにいい制度だなあ」と感動したはず。

司法書士の仕事は、もちろん営利を目的としてはいますが(つまりこれを飯の種にしている)、職種としては、ある程度公益性のある仕事といえるかな。

だから、常日頃の業務がたとえしんどかったとしても、そしてボランティア的側面の強い事案だったとしても、やはりある程度は受ける職責があるんだろうと考えるわけです。

でも、体がついてくるか、事務所経営としては?などと考えると二の足を踏む方がいるという気持ちもわからないではない。

まとまりませんが、今日はいろいろと考えることの多い日で、それでなくても、ほかにもいろいろあってその受け答え方に自ら反省しまくりだったり、ダメだしで夕方の会議でさらに悶々度があがった、とそんなざわざわした一日でした。あああ…

みなさんはそんな日がありますかー?

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コメント

熊本さん、お疲れ様です。後見制度、すごい制度ですよね。私の事務所のボスはいろんな方の後見人をしています。現在も審判がおり、確定を待っている件、嘱託登記を待っている件があります。土地に抵当権を設定し、建物を建築中に認知症を発症し、建物の表示登記や保存登記、追加担保契約がちゅうぶらりんになってるいる件など、急を要する件なども、うちのボスはバンバン引き受けます(笑)ボスは50代。子供を授かるまでに時間がかかったので、今、小学生の子供がいます。母、妻、司法書士、税理士、事務所経営者等・・・本当に多忙です。私には真似できないなぁといつも、関心、尊敬しています。私は、経営者ではないけれど、費用を支払ってくれないお客様がいると腹がたちます。修行が足りない・・・のかな。うちのボスは、債務整理を受任する際、着手金をいただきません。なので、過払いのない案件は、ほとんど、報酬がとれません。それまでの利息引きなおしや郵便のやり取り代がもらえません。「お金に困っている人たちだから・・・」とボスは言います。まさに無償の愛です(笑)私が経営者なら、ボランティアのように債務整理を引き受けられるのか・・・。多分無理です。未払いがあるお客様が、新たな仕事を依頼してきても、未集金の件に触れずにはいられない私です。事務所経営には到底むいてないな・・・と日々思います(笑)日々修行。日々勉強。

リータさんの今日のコメント、リータさんのボスのパワフルな活動を読ませてもらって、視界が広がったような感じがしました。

ボスに比べたら私なんて静止画か!?くらいのもんですよ。

私は今の時点で将来のことを憂う割にはいただいた仕事がきついだのなんだので全然整合性とれてません。

でも、とにかく自分で自分のキャパをせばめず、どんどん前向きに頑張っていくことが、結果として事務所経営を安定させて進化させることになるんだわー、と。

だからといって到底まねのできることではありませんが、少なくともマインドとしてはそっちにシフトした気分になりました。

リータさん、ほんとにありがとうです!!

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