小為替とクレディアと
遠方の戸籍収集に利用する定額小為替の手数料が10円から100円に値上げになったのは今年の10月1日からです。前の日記でも書いてたな。
しかし、ツモリチサト…じゃなくて積もり積もればちょっと奥さん!高くないですか!?
こんなことならほんと値上げ前にたくさん買っておけばよかったよ~メソメソ。
誰か、いい方法を考えて運動を起こして欲しいよ!(←人頼みか!)
さて、クレディアという消費者金融会社が民事再生手続を申立てたので、債権者は11月26日までに債権届を出さないと債権者から除かれてしまう恐れ大だそうです。
この場合の「債権者」とは、「クレディアに対して、過払い金返還請求をしたい人」も含まれます。
再生手続に入るくらいですから、恐らくクレディアの台所はかなり苦しいと思われます。
債権者として届出を出して、果たして回収が可能かどうかは…どうでしょう。でも出すだけは出しとかんと。
払えなくなって債務整理手続に入るのは、個人でも会社でも同じなんですね。
個人の方の個人再生手続や破産手続も、債権者からしてみれば「貸し倒れか…」というがっかり感があるでしょう。
今回の過払い金返還も、もし戻ってこなかったら「預け倒れか…」というがっかり感があるでしょう。
私も当事者であれば、きっと悔しくてたまらないと思いますよ。
でも、客観的に言うと、立場を変えてみれば、同じようなことをしているわけで。
支払不能の状態もしくはその恐れがあれば裁判所の力を借りて誰でも債務整理の手続を選択することが出来るわけですから、法はどっちに対しても平等なり。
これから先、どんなことがあるかわからないです。だから、なるべく高金利のところからは(低金利だって借りないほうがいいけど)借りないで生活していったほうがいいと思います。(偉そうにすいません)
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コメント
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世の中、高いって思うもの(事)って沢山ありますよね。どこぞのコピー機は、数年前まで、50円/枚 でしたもんね。
債務整理の手続きをされる方は、最近多い様ですね。よく、耳にします。そういう、ご時世なんでしょうか。
いろいろ、考えさせられます。
投稿: 調査士 K | 2007年10月23日 (火) 14時26分
債務整理はきっと昔からなされていたのでしょうが、インターネットの普及などで、債務整理の概要が多くの多重債務者に理解されたこととか、先達のご尽力で、手続の定型化などで私のような駆け出し司法書士でも行うことができることとや債権者のほうでも対応してくれるようになったこと等、手続選択を思い立ちやすくなったことで、多くなってるなーという印象があるのでしょう。もちろん、多重債務者のすそ野が増大していることも。
高金利でお金を借りることを始めること=多重状態の入り口に立ったかな、という気はいたします。ほんとうに自分の明日なんてわからないものですから、偉そうなことはいえませんが、せめて「安易な」借入れはもったいないからしないほうがいいと言えますね。
投稿: 司法書士 熊本和美 | 2007年10月24日 (水) 10時00分