社団法人成年後見センター・リーガルサポート
夕方からリーガルサポートの会議に参加しました。
リーガルと言ってますが、正式名称は「社団法人成年後見センター・リーガルサポート」というのです。
今を遡ること22年前に、日本司法書士会連合会(全国の司法書士を束ねている組織ですね)が、はじめて市民対象のシンポジウムを行い、そのとき、認知症の方を支援する後見人を養成する組織を作る必要性がある、と感じたんだそうです。
んで、成年後見先進国である欧米の制度を視察したり、日本全国の司法書士会でシンポジウムなどを行い、高齢者や障がい者の方の権利擁護活動を展開して、99年、このリーガルサポートが誕生したのです。
このリーガルサポートは、司法書士の会員のみで構成され、一定の研修を履修した会員だけが、家庭裁判所に提出する「後見人候補者名簿」に載せるというものです。この名簿登載は登載から2年ごとに更新されるため、随時、会員は研修を受け続けなければならないのです。
リーガルサポートは、都道府県に1つずつ(北海道は4つ)の支部を設置して、地域の方々の身近な支援機関として活動しているのです。
成年後見制度というのは、その方の財産管理を含む、とっても重大な権利を守るための民法の制度です。
制度のしくみについて、いまひとつわからん、という方も多いと思います。そんなときは、近くのリーガルサポートに相談してみてはいかがでしょうか。
リーガルサポート福岡支部の無料電話相談は毎週月~金の13時~15時 092-738-7050 です。(有料面談相談もあります)
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