生活保護費の不正受給
2005年度の生活保護費の不正受給が12500件、約72億円あったそうです。これは昨年より1600件増、10億円増とのこと。
不正受給というのは、働いて収入を得ていることを隠したりして保護費をもらっていることを指します。
働いて得た収入を全く申告していなかった人が約6700件とほぼ半分を占めるところは問題ですよね。
不正受給の方のなかにも、収入は最低のところで、保護費を受けてようやく…という方もいらっしゃると思いますので、一概に「イカンぞ」とは言えないかなあと思いますが、本当に受けないといけない人が受けられない、という事態はなくさなければならないです。
うちの事務所のお客さまのなかにも、いったんはご自分で相談に行かれても申請するところまでいきつけなかったけれども、ご家族が再度保護課に足を運んで、申請が可能になりそうな場合もあります。
ご家族や司法書士、民生委員の方とか、第三者がご本人と同行するだけで、申請することができるようになるってことは、案外多いのではないかと思いますよ。
あきらめずに、周りに相談してみてはいかがでしょう?
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