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2007年3月30日 (金)

法教育

月1回来てくださる業者さん。お嬢さんが4月から小学校入学だそう。
ピカピカのいちねんせい、おめでとうございます。

入学といえば、来週の土曜、福岡大学の法学部の新入生を対象に、司法書士会で「消費者契約」に関するお話をしに行くのです。

お話といってもぜんぜん堅苦しいものではなくって、数名が寸劇形式で、デート商法とか、契約トラブルに関する実態をお見せするという、ちょっと危険なプレイ。

あたくしの役どころ?あたくしは昨年秋に西日本短期大学でやった同様の講義のときに、若く美しい女子大生の役をいただいたんですが、その際、役柄はぴったりだったんですけどね、自分は決して女優になれないことを痛感いたしましてね(要するにまるきりへたくそだった)、今回はナレーションのお手伝いざます。ホホホ…

ちょっと大げさですけど、こういうの、いわゆる「法教育」って言ってます。(「教育」というワードが偉そうでいかんね)

この世には、法をかいくぐって、私らからお金(←ここ書くときちょっと思ったけど、考えたらトラブルのほとんどがお金のことだわ…)を巻き上げていこうというワナがいっぱい仕掛けてあります。

ワナを取り締まるために法律を作ったり、行政が指導したり、警察が動いたりしても、イタチごっこですから被害はなかなか無くなりません。

ワナにかかっちゃったら、もちろん私らに頼んでくだすっていいのですが、何といっても、ワナにかかった事実は、ご本人の心にダメージを与えます。

それに、奪われたお金を既に使われてしまっていたら、もしくは振込め詐欺みたいに相手がどこにいるかもわからない場合は、たとえ私らが手段を講じたとしても、お金は戻ってこないかもしれません。

だから、ちょっとでもそういう事例なりなんなりをインプットしておくことで、「あ、これはキナ臭い…」と感知できたり、ワナの途中で「いかん、方向転換しなければ」とか思ったりして、傷つかず、または軽傷で済むことがおおいにありえーるのです。

今回の学生向けのぶんについては、私はパシリにもならない参加ですが、いつかは、自分が業務を通じて経験している「ああああっなんでこんなになるまで…」とか「そ、そんなことがあっていいのかっ!?」みたいなトコロを、今宿の中心から叫んでいきたいナーと思っております。

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