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2006年11月 7日 (火)

金利はこわい

一気に寒くなりましたね。私のスリッパ、まだ夏物(イグサ)なんですけどどうしますか!

 さて、今朝の日経新聞、消費者金融会社4社の中間決算が出てました。やはり過払い金返還請求による引当金の計上が響いているようです。会社の中は結構重い雰囲気なんじゃないかと思います。ううう…(肩をもつとかそういうんじゃないですけど)

 お客さんの中にも、事業のために金利の高いところで短期間借りるということがあり、勤めの司法書士時代はそういうのはあまり見なかったので、「こんなに高いところから借りてだいじょぶなんやろか…」などと最初は思ったりしたんですけど、「銀行は、融資が下りるまでは1ヶ月くらいかかるから使いづらい」らしいです。なるほど。

 もちろん、よく考えて、うまく使いこなせれば便利な側面もある高金利の融資会社。

 でも、普通の人が「ちょっとお買い物に」とかで気軽に始めてしまうと、あとからじわじわと利息が高いことの大変さが効いてきます。今後、グレーゾーンの撤廃を含む貸金業法の改正によって、消費者金融会社も銀行と同じように、ある一定以上は貸さないとか、余力のある人にしか貸さないというふうになるのはよく言われていることですがきっとその通りです。

 やむを得ず借りなければならない時もあるかもしれません。でも、こうやって業者側の法的整備も一挙に進む将来においては、自分のコントロール力も大事だと考えます。(←偉そうにスンマセン)

 グレーゾーン撤廃後の利息制限法の上限金利だって、金額が大きくなると楽勝金利ではないな、と利息引きなおし計算をしながら思いますですよ。

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