« 知的所有権 | トップページ | 聞くは一時の恥 »

2006年8月18日 (金)

ケースバイケース

福岡は台風上陸のため、雨風がひどくなっています。速度が遅いので、夜までこの状態が続くそうです。外に出ることもできず、今日はお茶も持ってきていないので(当事務所は冷蔵庫がないので冷たいお茶やコーヒーは毎日ポットに入れて家から持ってきています)、なんか事務所にいるのがつらい。

昨晩は、リーガルサポートの少人数ゼミという勉強会に行ってきました。主に法定後見の実務について、相談段階から死後の実務までを4回にわけて勉強するというもので、すでに経験者の方も多く、後見実務初心者の私としては、いろいろな意見が聞けて有意義です。

昨日は2回目で、後見申し立ての準備段階において、どんなことに気をつけて進めていけばいいか、みたいなことでした。

後見人になりたいと名乗りを上げた親族が、果たして適格なのかどうかを司法書士が判断することの難しさ。「書類作成者」として関与しているため、適格かどうかまで判断する立場にあるのか?とか、でも家裁としては、司法書士…特に「(社)成年後見リーガルサポート」の社員が申し立てた後見人ならば信頼しているというコメントもあるとかで、結局、なんとなく「ケースバイケース」という感じになりました(ように思います)。

前回のゼミでも、遺言について、「遺言者の意思を尊重する」という大原則があるけれども、ケースによってはそれが遺言者の真の意思に沿わなくなる場合があるときに、どの程度までリスクを話さなければならないのか?それによって遺言者が当初の意志を変えたとき、それは果たして司法書士の権限外の行為ではないのか?とかあたりが議論になりました。

可能性に過ぎないリスクを回避するために話したことが、遺言者の意思を変えてしまったら…。

上手く書けず、わかりづらい内容で申し訳ないのですが、親族間の将来を変える問題ですから、たとえば訴訟について「勝訴の見込みはなんとも言えません」ということを話すのとは、だいぶ質の違う話のような気がして、ゼミでベテランの人に教えてもらえばはっきりする、というもんでもないことがわかった次第です。

« 知的所有権 | トップページ | 聞くは一時の恥 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 知的所有権 | トップページ | 聞くは一時の恥 »