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2006年8月31日 (木)

相談の技法

今日は夕方1時間電話相談の当番だったので、それをやった後、家に帰ってリーガルカウンセリングに関するDVDを観ました。

リーガルカウンセリングというのは、法律家にとっての相談技法といったもので、相手との信頼関係の構築から自己決定権の尊重に至るまでを、理念と技法(スキル)を使って専門家として対応していきましょう、というような方法論です(こんな簡単に言ってごめんなさい)

 普段、相談のなかではなかなかそこまで頭が回らず、つい難しい言葉を使ってしまったり、うっかり上からかぶせるように発言してしまったりします。

 でも、たまにリーガルカウンセリングやADRの話を読んだり聞いたりすると、自分の対応の仕方を客観的に見ることができるというか、軌道修正が図れるような気がします。

 特に今日は電話相談の直後だったので、反省点もいろいろ。

 すべてが完璧というのはありえませんが、私の脳内の法知識の充実を図るとともに、相談スキルも磨いていきたいなと、欲張ってみたりする夏の終わりです‥。

2006年8月30日 (水)

私の月末…

 明日で8月も終わり。今宿法務事務所も開業1ヶ月と10日を過ぎたことになります。お盆明け以降、何となく過ごしていたら、あっというまに月末が来たよ!という感じです。いけませんね~。

 今日は赤坂まで出かけた帰り、天神に出て洋服のショップをちらちら~と見たら、もうすっかり秋色になっていました。でも、色は秋だけど、形はまだ半そでとかが多いんですね。今年の流行なんですか?司法書士受験の頃あたりから、すっかり流行と無縁の生活を送っているので、だんだんわからなくなっている私。女としてそれってどうなのかとも思いますが、街の法律家としては別に関係ないし~。

 …とか言いながら、なんとなくつられて秋色Tシャツなんぞ買ってみました(MUJIで…)。

(あ、あと大きな声じゃ言えないんですけどジャケットも買いました…ホホホ)

 

2006年8月29日 (火)

行政書士受験

 うちの母が、「実家の近く(今宿と街の様子がちょっと似ています。近所に法務局がないあたりも…)の司法書士さんは行政書士の資格も持ってるけん、あんたも持っとき」というので、以前、問題集などを買ってましたが、8月半ばはちょっとバタバタしていたのもあってあまり手をつけておらず、このごろようやく少しずつ勉強を始めました。

 2年前までやっていた受験時代を思い返しつつ、5択問題をセコセコと解いています。民法・商法・憲法については司法書士の勉強とかぶっていますので、まあなんとかなりそうですけど(…とかいいつつ、憲法の統治あたりはもう…汗)、地方自治法になったとたんペースダウンです。

 仕事もありますので、あんまり時間は割けないものの、問題集だけではちょっと心もとない感じです。基本テキストなども併用してやっていったほうがよさそう。

 このブログで受験することを言ってしまったので、やはり結果についても報告が必要ってことですかね?せっかくだから有言実行で、合格を目指していこうと思います。行政書士受験生の皆さん、一緒にがんばっていきましょう!(あ、でもまだ願書は提出してませんです)

2006年8月28日 (月)

意見の違い

債務整理と依存症については、また落ち着いたときに書くことにしますね。

日曜日は、ADRの勉強会に参加してきました。
ADRというのは「Alternative Dispute Resolution」の略で、まあ「裁判外の紛争を解決する方法」ということでしょうか。

私は不肖のペーペーなので、参加だけして別段、何の役にも立っていないのですが、この会はADR界でも先進的に活動をしていらっしゃる和田仁孝先生が監修してくださっていて、行って話を聞くだけで「なるほど!」と思う話を聞くことができて有意義です。しかも、いつも使わない部分の頭の筋肉を使うようで楽しいです。

ADR自体の解釈は、結構人それぞれ、という感じで、当事者双方よりちょっと高い位置からアドバイスをするような調停的立場とするスタンスや、あくまでも中立的立場で当事者双方の解決力をサポートする役割に徹するスタンス、それらを当事者に合わせて使っていく方法など、スキルを含めて解釈はいろいろという感じです。

本題はさておき、昨日は会合の中で、もしADRセンターを作ったと仮定した際の話をしたわけですが、8人くらいの少人数だったにもかかわらず、イントロの部分だけで、結構いろんな考え方があることがわかり、少々びっくりしました。

普通は、意見がわかれたとしても、白か黒か、という2つの対極的な考えがあって、お互いの妥協点を見出していくという作業をすれば収まることが多いように思いますが、昨日は、全員の考えが少しづつ違うような気がして、妥協点を見つけるのが難しいのでは?と思ったのでした。

もしかしたら私だけがそんな印象を持ったのかもしれません。ただ、レギュラーな話とは違うことを一生懸命考えたことで、脳が活性化されたに違いない一日でした。

2006年8月25日 (金)

非常事態

…司法書士には守秘義務がありますので、安心してご相談くださいね。ただし事前にお電話で必ずご予約ください。TEL092-807-6357です。

(すみません。今日は多重債務と依存症について書くつもりでしたんですけど、さっき事務所に大きな虫が侵入してきまして、それと格闘したのち、おトイレに流しましたら、トイレが詰まってしまったという非常事態が発生いたしましたので、ちょっと今日のところはここまでにいたします。ほんとうに申し訳ございません)

2006年8月24日 (木)

顧客の満足とは

日経新聞が三大都市圏の個人を対象に調査した、金融機関の満足度ランキングで、新生銀行が3年連続で1位となったそうです。そういえば私もかつて、円定期の金利の良さに口座開設用紙を請求したこともあったな~、と。(結局、家から遠いのと、我が家の通常使用している銀行との連携が悪く、それきりになりましたけど)

http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2C2204S%2023082006&g=MH&d=20060823

でも、3年連続ってすごいですよね。都市銀行のいわゆるメガバンクなんて、10位以内に入っていないのですから。

 理由は、手数料の安さやATMの24時間無料利用、資産運用等の相談業務が親切で専門的なところ‥などのようです。手数料の安さなどに反応するのはまあ、そんなもんだろうという感じですけど、「親切に相談に乗ってくれる」などというあたりが評価につながっているのが、なかなかすばらしいところだと思います。

手数料を安くするだけならどこでもできそうですけど、それは無用な経費をカットしているから、ただの安売りではない。そして、質は他社よりも上、と個人が判断しているのは、スタッフの知識や態度が顧客の満足度に反映する、という企業の読みが正しかったということ。

 お金のことは個人にとってとても重要で繊細な問題であるがゆえに、本当はいろいろと聞きたいけど、リスクばっかり聞くのもなんか恥ずかしいし、専門用語もよくわからないし‥というような個人の心情に、新生銀行の対応がマッチしたのでしょう。

 法律の問題も、ちょっと難しくて、でも、もしかして常識だったらどうしよう?‥聞きづらいなあ‥っていうイメージを持っておられる方が多いと思います。

 もっと勉強をして、お客さんに満足してもらえる知識をわかりやすく、迅速かつ丁寧(かつ効率的に!←ここも事務所経営には重要だ~)提供していく努力を重ねていこうと考える次第であります。

2006年8月23日 (水)

法テラスの相談員

 午後、外出から事務所へ戻ってみると、県の司法書士会からファックスが届いていました。内容は「法テラス」の相談員登録要請について。

 一般の方でご存知の方はまだまだ少ないと思いますが、今年の秋から、総合法律支援法という法律に基づいて「日本司法支援センター(=愛称?が「法テラス」)」として、国民の法律相談に応じて法律情報や法サービスの提供をしたり、法サービス利用にともなう費用を扶助したりするような業務を行うようになるのです。

 その業務について、弁護士会や司法書士を含む隣接法律専門職団体、それから消費者団体、地方自治体などが連携してあたっていくわけで、先般、その相談員登録の募集があったのですが、私は「まだ自分には経験が足らないしな~」と思い、申し込みをしていなかったわけです。

 今日来ていたファックスには、「登録者数がまだまだ少ないので簡裁代理権認定者は申し込んでください」ということでした。

いまひとつ、どういう業務をやっているか一般の方々にはわかりづらい「司法書士」。こういうことに積極的に参加していかないと、「町の法律家(←司法書士によくつけられる枕詞)」のキャッチコピーが泣くというもんですか…。

なんでも即答できるわけじゃないので…などと臆病にならず、思い切ってやってみないといけませんね。

2006年8月22日 (火)

事務所の片付け

今日は、最近バタバタしていてなんとなく散らかっていた事務所を片付けたり、手付かずだった事務所の契約書フォーマットを作ったりしていました。

当事務所はまだ収納設備がほとんどないので、紙類などは重ねていくと結構見苦しくなってしまうのです。アスクルのカタログを見て、どれがいちばんいーかなーなどと考えるのは楽しいものですが、まだまだ事務所運営もままならないのに、事務所レイアウトに心砕いてもしょうがありません。

時間もできたので、しばらく考えていなかった事務所の営業とか、またしっかり考えていかなければ~と思っています。がんばるぞー!

2006年8月21日 (月)

聞くは一時の恥

分筆した2つの土地を、それぞれ別の方に移転する際に、連件で出して登記済証の援用をする場合に「前件(または後件)添付」とか書かなくてもいい…なんて、そんなの知らなかったんですけど結構常識なんですかね…?

「根拠は何ですか」と電話でどうでもいい質問をする私にも、法務局某出張所の方はやさしく「いやちょっと根拠とかはわからないんですけどね、扱いで…」とか答えてくれるし。

今日は、他にも知らないことが目白押し。生き恥をかきました。
私に教えてくださった方、辛抱強く対応していただいた不動産屋さん、ほんとにありがとうございます。

台風一過で、昨日の晩はとても涼しかったです。
今日も昼は暑かったけど、先週までみたく外に出れば即効溶け出してしまいそうなほどではありませんでした。秋が来るのが楽しみです。

2006年8月18日 (金)

ケースバイケース

福岡は台風上陸のため、雨風がひどくなっています。速度が遅いので、夜までこの状態が続くそうです。外に出ることもできず、今日はお茶も持ってきていないので(当事務所は冷蔵庫がないので冷たいお茶やコーヒーは毎日ポットに入れて家から持ってきています)、なんか事務所にいるのがつらい。

昨晩は、リーガルサポートの少人数ゼミという勉強会に行ってきました。主に法定後見の実務について、相談段階から死後の実務までを4回にわけて勉強するというもので、すでに経験者の方も多く、後見実務初心者の私としては、いろいろな意見が聞けて有意義です。

昨日は2回目で、後見申し立ての準備段階において、どんなことに気をつけて進めていけばいいか、みたいなことでした。

後見人になりたいと名乗りを上げた親族が、果たして適格なのかどうかを司法書士が判断することの難しさ。「書類作成者」として関与しているため、適格かどうかまで判断する立場にあるのか?とか、でも家裁としては、司法書士…特に「(社)成年後見リーガルサポート」の社員が申し立てた後見人ならば信頼しているというコメントもあるとかで、結局、なんとなく「ケースバイケース」という感じになりました(ように思います)。

前回のゼミでも、遺言について、「遺言者の意思を尊重する」という大原則があるけれども、ケースによってはそれが遺言者の真の意思に沿わなくなる場合があるときに、どの程度までリスクを話さなければならないのか?それによって遺言者が当初の意志を変えたとき、それは果たして司法書士の権限外の行為ではないのか?とかあたりが議論になりました。

可能性に過ぎないリスクを回避するために話したことが、遺言者の意思を変えてしまったら…。

上手く書けず、わかりづらい内容で申し訳ないのですが、親族間の将来を変える問題ですから、たとえば訴訟について「勝訴の見込みはなんとも言えません」ということを話すのとは、だいぶ質の違う話のような気がして、ゼミでベテランの人に教えてもらえばはっきりする、というもんでもないことがわかった次第です。

2006年8月17日 (木)

知的所有権

先日、雑談のなかで、「知的所有権に関する契約条項」についてお尋ねがあったので、ほとんど知識のなかった私は、たいしたことも言えず、その話はそのままになりましたが、司法書士として、一応知っとくべきなのか!?と思い、書店で「やさしい知的財産入門」(原嶋成時郎さん著:日刊工業新聞社刊)というのを買い求め、昨日読んだりしていました。

そもそも、これでも法律家のハシクレである私が、数冊ある書籍から「やさしい~」というタイトルの本を選んでしまったかというと、理由は、

難しいから。ええスミマセン…

でもさすがにこの本は、初心者にも読みやすく、わかりやすく書いてありましたよ。

内容については今日は触れませんが、まず今は「知的所有権」という言葉は「知的財産権」という言葉に改められているのです。そこからもう追いついていなかった訳です。

とりあえず、特許権・実用新案権・意匠権などは、保護に値する場合においては、迅速に、抜かりなく(広く・深く)申請等を行わなければならず、また特許の申請をすべきなのかノウハウとして保存したほうがいいのかの考察や、特許前や申請中の契約の方法その他もろもろ検討すべきことが山のようにありそうですので、結論としては、「これは特許になりそうだぞ」と思ったら、誰にも口外せずに、まずは弁理士さんに相談するのが良いと思われます。

2006年8月16日 (水)

権利証表紙

 お盆休みも明け、本日は先週申請した登記の回収に行ってきました。
無事完了したみたいで、ほっとしました。

登記が完了したことでこんなに安堵してしまう感覚、司法書士以外にはあんまり理解できないのではないでしょうか?「たかだか役所に申請するだけだろ~?」みたいな…。

ちなみに、私自身、こんなに早く登記の仕事が来ると思っていなかったので、まだ権利証の表紙などを作っていなかったのです。紙質やデザインもキレイにしたかったのですが、そんなことを言ってる時間もないので、今日はさしあたって、すぐ届けてくれそうなところに既成のものを注文しました。当然権利証封筒もないので、これは法令○式センターでビニール封筒を注文。せっかくの権利証なのに少々残念ですがしょうがないですね。

それはさておき、そういえば私は行政書士の資格も取ろうと思って、アマゾンで問題集も買っていたのでした。買った後からちょっとバタバタして、まだ受験申し込みもしてませんが、あと2ヶ月、せっかくなのでやれるところまでやってみたいと思っております。

2006年8月11日 (金)

立会無事終了

取引もなんとか無事に終え、申請も17時ぎりぎり(法務局の業務時間が17時15分までになったことがこんなにありがたいと思ったことはありません)に終え、後は補正がないことを祈るのみ…。

取引が午後からだったので、取引終了後事務所に戻るのは危険な予感もし、法務局の机を借りてセコセコと作業させてもらいました。あまりお客さんのいないなか、「この女は?」と登記所の皆さんも思ったことでしょう。約2時間も机占拠してすみませんでした。

ところで法務局のコピー機ってA3とB4しか使えないんですね。私は原本還付コピーとか控えのコピーをとろうとしたときに知りました。ほぼ全員が字図とか取るために利用するんですよね、1枚30円だし…。

でも、当事務所は法務局からは遠いので、A4コピーが取れるとかなりうれしいです。今日のところはすぐ近くのセブンイレブンに行き事なきを得たわけですが、実際かなりあせりました。

と、いうわけで、本日はかなりエネルギーを使いまして、ちょっと放心状態です。でもこういうことに早く慣れたいです。今回はいろいろと教えてもらった同期の人にも、本当に感謝☆いたします。

2006年8月 9日 (水)

事前準備

明日とあさっての立会に向けて、事前準備をしております。明日の分はほとんど書類も揃ったので、あとは当日、とどこおりなく進行すればよいかな~という感じですが、あさって午後の分はまだ最初の名変の分しか書類が揃わないのです。

すべてがほとんど当日…泣。

明日、銀行さんもいろいろ手を尽くしてくださるそうなんで、早めにいろんな書類を見ることができるとうれしいです。

ちなみに明日は夕方から電話相談の当番。う~んこんな時に限って。願わくば夕方に業務が集中しませんように!

2006年8月 8日 (火)

ワードライター

今週は木・金と2日連続で決済が入っています。今宿法務事務所開業して初めての取引。仕事をいただいた仲介業者さんや銀行さんもしっかり私の仕事ぶりをチェックするだろうと思いますので、実はここにかけないほど緊張してます。

今日は、同期のベテラン書士氏に立会で気をつけることや書類の作成方法について教えてもらいに行ってきました。細部についてかなり勉強になりまして、ホント感謝しております。

私も経験つんだら、後輩とかにいろいろ教えてあげよう!

金曜の取引は特に連件で取引時間も午後からなので、余計な動きをしないで済むよう、事前にできることはできる限りやり終えてないといけません。でも書類がそろうのはほとんど当日‥明日は気持ちを集中させて、事前準備がんばらねば。

当事務所は最寄の法務局から遠いので、申請も一回事務所に帰ってから‥では間に合わない場面もあります。実際金曜がそうなんですけど。で、今日は秘密兵器「ワードライター」を購入しました。

キーボードに入力した文字を、連動したボールペンが活字っぽく書いてくれるというシロモノです。先輩司法書士氏が使っていたのを以前見たことがあって、「こんなアイデアグッズちっくなものを私が使うことはないだろう」と思っていたのですが、銀行さんからの担保設定契約書に物件を書き込むのに、ワタクシのオソロシイ悪筆では後世にこの契約書を見た司法書士は笑うしかないでしょう。

今日はまだ使う練習ができなかったので、これも明日、リハーサルを重ねなくてはなりません。がんばるぞ~!

2006年8月 7日 (月)

洋菓子店の入口

夜からリーガルサポートの総務部会に参加するために、舞鶴に出てきました。

以前、ブログにも書いていた事務局への用事もあり、スタッフさんにも手数をかけたので、お菓子を持っていこうと赤坂の有名洋菓子店へ。

ここは、おつかいものにするとたいがいの人に喜んでもらえるので、私はそういう機会があるとほとんどここで済ませます。

もちろん、お客さんもいつも多く、今日も店内には数人のお客さんが待ってました。お店の人達も感じが良くてホント文句なし!ではあるのですが、以前から正面入り口のドアが半分壊れていたのがなんと今日は両方壊れていて、横からしか入れなくなっていました。

ドア半分が壊れていたのも結構前からだったなあそういえば‥。全国紙にも載る有名店で、実際おいしくて、スタッフも感じがいいんだから、ドア直したほうがいいよ‥と余計な一言も言いたいところですが、かたくなに直さないところを見ると、何かきっとやんごとなき事情があるに違いありません。

2006年8月 4日 (金)

先輩司法書士

午後、前原の事務所に勤めている、先輩女子司法書士が遊びにきてくれました。
新しくできたお店からケーキを買ってきてくれたので、一緒にいただきました。おいしかったです。

その人は夕方から研修だそうで、仕事も忙しいだろうに、寄ってくれるその心意気がウレシイわけです。しかもこの先輩には以前、頭があがらないほどの迷惑をかけてしまっているという事実関係がありまして(中身はここではとてもかけない…)、いやいやほんとありがとうございました。

その研修、私も参加するつもりでしたが、事情もあって欠席することにしました。ちょっと忙しいだけで、研修が後回しになりそうになっているので、気を引き締めてかからないといけませんね。

貴重な時間

昨日は一日中バタバタしました。と言っても、謄本を取りにいってお届けしたり、見積書を作成したりといった内容だったんですけど。

まだ、自分ひとりでやる場合の時間配分に慣れておらず、無駄な動きが多かったようで、それからやはり、業務の責任がすべて自分にあるということで、気が張ってしまったもあり、夕方にはぐったりとしてしまいました。

私ひとりが1日でできる量というのは思っていたよりも少なく、だからこそちょっとした時間も貴重なんだ~という印象です。対価としていただく報酬にも限りがあるわけですから、無駄な動きはせず、慎重にかつ迅速に業務は行わなければならんと気持ちをを引き締めております。

2006年8月 2日 (水)

仕事の本を買う

競売による売却のお話がちらっと来たので、その仕事をお受けする日が来たときのために勉強しておこう、と丸善へ。

数日前に、たまたま競売についての本をチェックしていたので、今回は迷わずに3冊購入することができましたが、あまり目的がないまま本屋に行くと、たいてい1時間はああでもないこうでもないと迷うことになります。

私たちのような仕事は、知識=サービスの内容と言っても過言ではないので(申請手続や書類作成はその知識を形にするだけ。もちろん、丁寧かつ迅速などというのはあたりまえとして)、仕事に関連しそうな書籍を見ると、つい手が伸びてしまいます。

仕事に必要なのは、その本の中のわずか数ページ、であることも多いのですが…(泣)

マニュアル本やインターネットの情報に頼り過ぎるのはいけませんが(まちがっているかもしれませんしね!)、近所に同業者のいない地域でやっている私のような場合には、本やインターネットというツールは、本当にありがたいものです。

2006年8月 1日 (火)

報酬の決め方

所有権移転の見積書を仲介業者さんへ提出しましたが、「高い」と言われてしまいました。
「××の○○さんはこんな感じですよ」と、その方の見積書まで見せていただきました。

や、安い…(というか、あんまり比較サンプルを持たないのでなんとも言えないですけど)。

その報酬の中から、謄本代なども払うらしく、実際の実入りから、事務所経費とかを引いたとして、月にどれだけこのような仕事をこなせば普通の生活ができるのだろうかこの人…と考えてしまいました。

確かに、今回のは担保設定もないし難しくもない。しかも私は司法書士界で言えばまだヒラのヒラで知識も少ない。ましてや、この事務所に新規で仕事をくれた大切なお客さんなのだ…だから、最初だけでも安くすべきなんじゃないか?…でも…というようなことで、昨日から今日にかけて私の思いはかなり乱れました。

そして、今日夕方もう一度見積もりを出しました。私としては結局当初より下げてしまったわけですが、やっぱりこれ以上は!とふんばった額を出してみました。仲介業者さんは、やっぱりそんなに満足はしてないようでした。

その顔を見て小心者の私はおびえたわけですが、でも、私なりに一生懸命この仕事をやらせてもらうわけですから、何とかそこを評価してもらうように知識も増やして、いろんなサービスを提供できるようがんばらなくてはなりませんよね。

ほんとに、お客さんからお金を頂くのは難しいことです…。

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